こんにちは、ヨガ講師のMAYUです。
今回は、SHRI YOGA SCHOOL でも講座を行っている「経絡(けいらく)ヨガ」に関してお話ししたいと思います♪
漢方や薬膳、鍼灸とともに聞くことがある「経絡」とはなんでしょうか?
そして、SHRI YOGA SCHOOLの「経絡ヨガストレッチ指導者養成講座」ってどんな講座??
気になった方はぜひ本文を読んでみてください^^

1.経絡とは?

経絡(けいらく)とは、東洋医学の考えで「気・血」の通り道、簡単にいうとエネルギーの通り道のことです。

みなさんがよく聞くツボ(ツボ押しのツボです)を経穴(けいけつ)というのですが、このツボとツボを繋ぐ線を経絡といいます。
よく言われるわかりやすい例は、経穴を駅と例え、経絡をその線路と例えるものです。

駅や線路のどこかに滞りがあると、全体が渋滞してしまいます。
私たちの体内でも同様のことが考えられます。
エネルギー(血液やリンパなど体液や、免疫力などが含まれます)が滞りなく巡る状態が良い状態ですが、これがどこかに滞りや詰まりがあると不調になってしまいます。
鍼灸治療などは、この滞りを解消させるために行われています。

ちなみに経絡は、体内に14本存在し、経穴はWHO(世界保健機関)に認められているもので361個存在しています。

 

2.経絡ヨガってどんなヨガ?

では、経絡ヨガとはどんなヨガなのでしょうか?

主にこのエネルギーの通り道=経絡にヨガの動きでアプローチすることで、滞りを解消しエネルギーを巡らせることが目的です。

また、経穴(ツボ)が各内蔵と繋がっているように、経絡も特定の内蔵と繋がっています。

先程お話しした14本の経絡のうち12本が、内蔵と繋がる経絡となっています。

なので、経絡にアプローチすることでそこから繋がる内蔵のケアもできると考えられています。

東洋医学の考えでは、季節によって弱くなりやすい、ケアした方がいいとされている内蔵があります。

例えば春は「肝臓・胆嚢」なのですが、この肝臓や胆嚢(厳密にいうとその臓器そのままではないのですが)につながる経絡が「肝・胆経」というものです。春先にかけてはこの「肝・胆経」をケアできるといいですね^^

ちなみにこれは薬膳の考えにも当てはまります。春は肝臓と胆嚢をケアできる食材を摂った方がいい。これが「食養生」という考え方です。

私たちはヨガをお伝えしているヨガスクールですので、この東洋医学の考え、セルフケア=養生を、
ヨガの動きで経絡にアプローチしていくよ、ということが「経絡ヨガ」になります。

ヨガをすると、体がすっきりと「巡りが良くなった」という感覚がありませんか?

もちろん色々な説がありますが、その一つに経絡にアプローチすることで、体内のエネルギーの滞りが解消されていると考えることもできると思います。

3.経絡ヨガストレッチ養成講座でできること

経絡ヨガストレッチ講座では、この経絡へのアプローチを簡単なストレッチの動きで行っていきます。

ヨガポーズに限定されずにやさしく体をほぐす動きをたくさんお伝えします。

だから経絡ヨガ“ストレッチ”としているんですね。

難しいポーズや難しいアライメントではなく、体を伸ばす・ほぐす心地よい動きを重視しますので、初心者や運動経験が少ない方へも取り入れやすくなっています。

・経絡のヨガをお伝えしたい!
・季節のシークエンスを組み立てたい
・レッスンバリエーションを増やしたい!

と言ったインストラクターさんはもちろんですが、

・セルフケアでご自身のためにストレッチを取り入れたい

という方も受講可能な内容になっています。

ヨガインストラクターさんだったらわかるかなと思いますが、ヨガクラスで立位のヨガポーズの前に、座ったり四つ這いで体を動かして準備体操のストレッチの動きをたくさん行うと思います。(スクール卒業生はシークエンスBと思ってください)

そのバリエーションを経絡とともに学んでいくというイメージです。
それによって「論理的にヨガクラスを豊かにする」ことができます!

ご自身のためにも、大切な誰かのためにも。
ヨガや経絡を学び深め、お伝えしてみませんか?

☆経絡ヨガストレッチ指導者講座の詳細はこちらから☆
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SHRI YOGA SCHOOL 代表
MAYU
フリーランスヨガ講師、RYT200講師として様々なスタジオクラス・イベントクラスにてレッスンをしています。
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