私がヨガインストラクターを始めたばかりの時に
大きな悩みの種であった”ミラーリング”指導。

向かい合う生徒さんに対して、

「生徒さんの右手は自身の左手」

として扱い、生徒さんが見たまま真似をできるように指導する技術です。

そんな考えを持ったことのない頭は、混乱し、言葉に詰まり、
肝心なポーズの指導が真っ白になってしまうことも。

スタジオでもオンラインの環境でも、
左右反転する場面は必ず訪れるので、
この記事ではミラーリング指導習得の方法をお伝えします。

 

 

⒈どちらか片方の手足にアクセサリーをつける

まず最初に紹介するのが、
私に一番効果のあった練習方法です。

私の場合は右側の指導を最初に行うパターンが多いので、
自身の左手(生徒さんの右手側)に指輪をつけて、
左足にも指輪をつけていました。

前を向いたり、捻ったりするとどうしても混乱してしまうので、
視覚情報で脳に思い込みをさせてしまいましょう。


私たちが情報を得る割合は視覚が87%とも言われます。
「指輪=右手」

ヨガ指導以外の普段の生活でもこの思い込みを続けると効果は抜群です(笑)

ただひとつ気をつけたいことがあります。
それは正面に対して肩が垂直になった時に、
ミラーリング指導の必要がなくなり、


・自身の左右と同じ向きで伝える
・顔を画面に向けたいのでミラーリングしたまま伝える


といった臨機応変な対応が必要になることです。

生徒さんと違う手を使って指導をする場合には、
「見えている手と逆の手を動かしていることがありますが、
言葉の指導に耳を傾けてくださいね」
などと明示すれば大丈夫です。

 

⒉左右どちらかに物を置く

これも1つ目の方法と理論は変わらないのですが、
アクセサリーを身につけたくなかったり、
向きを変えた時に混乱しないようにしたい方におすすめです。

時計やティンシャなど、クラスに必要なものをマットの左端(もしくは右端)において、
置いてある方の手足を動かす時に右側(もしくは左側)の指導をすると
頭の中に刷り込んでおきます。

この方法なら正面に対して肩が垂直になった時にも、
考え方を同じくして活用できます。

 

 

⒊ミラーリングは必須ではない

そもそも、ミラーリングは絶対にやらなくてはいけない指導ではありません。

「右側」「左側」の言葉を的確に使うことができれば、
見た目と逆でも生徒さんは混乱することがありません。

ポーズを行っている時に目を閉じていることもあるかと思いますので
なおさらのことです。

個人的には、肝心なポーズの指導が疎かになってしまうようならば、
最初はミラーリング指導をしなくても良いのではないか?と思います。

ミラーリング指導ができるメリットとしては、

✔️ヨガ初心者に優しい

✔️幅広い客層に向けてヨガを発信できる(キッズヨガ、シニアヨガなど)

✔️動画配信などがしやすい

要はレンジが広がるということですよね。
きっと努力した分は指導の自信になること間違いなしです。

”指導のオプション”だと思って、
ぜひチャレンジしてみることをおすすめします☺︎

何の練習でもご自身のクラス動画を撮影し、
見直すことがおすすめです。
ミラーリング以外の癖やアライメントなども客観視できるので良いです。
多少落ち込むこともありますが、成長の糧だと思いましょう^^

卒業後、即戦力のヨガ講師を目指すなら・・・

SHRI YOGA SCHOOLの全米ヨガアライアンスRYT200講座は、
「少人数・対面制」にこだわり、模擬クラス、ティーチングを何度も繰り返します。
=全員が先生の目に届く場所で行うので、本物の指導力を身につけることができます。

当校はOMYOGAのライセンスドスクール※です。

(※講座のカリキュラムは日本で唯一のエビデンスベースのテキストを使用しているOMYOGAと同一の内容です。)
もし即戦力となる学びのヨガ資格を取得したいと思われているのであれば、

気軽に無料の個別相談会へご参加ください^^

 

SHRI YOGA SCHOOL 広報・フリーランスヨガ講師
植田マミ
ヨガイベント主催、ヨガスクールPR、指導はオンラインヨガをメインにフリーランスヨガ講師として活動しています。
INSTAGRAMこちら