・マタニティーヨガ指導者養成講座の参加目的
・マタニティーヨガ指導者養成講座で学んだこと ・実際にレッスンをしてみて
・SHRI YOGA SCHOOLのマタニティーヨガ養成講座の良いところ

マタニティーヨガ指導者養成講座の参加目的

【私がこの講座を受けようと思った理由】
・様々なフィールドを行き交うに女性に対してヨガができる環境を作りたかった
・自主開催レッスンの際にマタニティーの方が来た時に、対応したい
・妊娠時の女性の身体への理解を深めておきたい
・自分がマタニティーになった時にヨガをする際の注意、禁忌を知っておきたい

実際のレッスンで生かせること、そして自分自身のための大きく2つの理由でした。

マタニティーヨガ指導者養成講座で学んだこと ・実際にレッスンをしてみて

【マタニティーヨガ指導者養成講座で学んだこと】
・マタニティーヨガの目的
・アーサナ(マタニティー期にできるヨガのポーズ)
・呼吸法
・メディテーション
・セルフマッサージ
・クラス構成
この6つのカテゴリーを3日間に分けて学びました。

◎マタニティー期に行うヨガの目的
いくつかありますが、
私が間違っていた認識をしていたのが
マタニティーヨガをすること=安産になる
ということです。

実際は必ずしも”安産”という訳ではなく
”母になる時のマイナートラブル回避”

例えば、妊娠したことによる姿勢の変化で
腰痛や肩こりなどの症状が現れやすいです。
それを改善できるようにしていく。

そして大きな目的は”母の心身のリフレッシュ”という点です。
安産のためのトレーニングなども行いますが、
子のためではなく、”あくまでも母のため”ということです。

◎アーサナ(マタニティー期にできるヨガのポーズ)
実際に妊娠時の体を擬似体験して
アーサナを学んでいきます。

疑似体験の方法はひたすらにタオルをレギンスに差し込みます。(笑)
これが意外と実際と同じような見た目になるから驚きました。
動いてみると、お腹周りがきつくて、体も熱くなりやすいのです。
これで実際の重みが加わったことを想像すると
「本当に妊娠した時の身体は大変なんだなぁ」と身をもって体感しました。

擬似体験をしながらアーサナを学ぶことで
細かい動きの配慮などもイメージしやすかったのでとても良い経験でした。

例えば、
四つ這いから立ち上がるとき、
非妊娠時の身体と何の問題もなく立ち上がれますよね。
しかし、妊娠時(特に8ヶ月を過ぎた後期)では
立てひざになった時にバランスを崩してしまう可能性があります。

そのため近くに壁や、椅子が必要です。
それも非妊娠時より動ける速さもとてもゆっくりなのです。
このようなことも、擬似体験をしながら学べたことで
実際の様子をイメージしやすいです。

◎呼吸法
この呼吸法のカテゴリーで学ぶのは
出産時の呼吸を練習します。
例えば、陣痛時の呼吸法です。
陣痛時には痛みが生じますが、陣痛時に行うべき呼吸法を
知っておくことで、余分な体力緊張を解放できるようになります。
意識的に深い呼吸を行うことで、
母子ともに”心身の不快を取り除いていくこと”ができるのです。

◎メディテーション
瞑想、アファメーション(肯定的な自己宣言)
を学びました。

◎セルフマッサージ
1人やパートナーと一緒にできるセルフケアのリンパマッサージ
を学びました。

◎クラス構成
実際にマタニティーの方にどのような内容のレッスンをするのかを
60分のレッスンをオリジナルで考えて最終日に発表しました。

講座は一週間ごとに開講されていました。
講座内で考えるので不安であれば
自宅で大まかな内容を決めて来れるので、無理なく作成できます。
講座の中でクラスの発表ができるのはとても貴重です。

担当講師や他の受講生からフィードバックがあるので
実際のレッスンに安心して臨むことができます。

◎実際にレッスンをしてみて
講座では、妊娠中期の場合・後期の場合などに分けて注意点や禁忌を学んでいきますが、
必ずしも全員がそのパターンに当てはまる訳ではないことを感じました。
その方の運動歴や、体質などによりお腹の出方や、レッスンの強度の感じ方も違います。
数字にとらわれず、一人ひとりに寄り添ったヨガができると良いなと思いました。

SHRIYOGASVHOOLのマタニティーヨガ指導者講座の良いところ

・少人数制
最大8名までの少人数制なので、
講師と生徒との距離が近く、和やかな雰囲気の中で受講することができます。
講座中に疑問に思ったことはその場で解消できます。
講師のMayu先生が都度質問タイムを作ってくれるので、疑問なことがそのままにならず、さらに理解を深めることができるのもとても良いなと思う点です。

・アットホームな雰囲気
休憩中には、近くのコンビニでお昼を買ったり、
時にはみんなで近くのお店に食事をしに行くこともありました。
もちろん休憩中の過ごし方は各々自由なのですが、
そういう時間に他の受講生ともコミュニケーションをとり、
たくさんシェアできる機会があるので、より距離が近い中で過ごすことができます。

この二点はマタニティー講座に限らず、他の講座にも同様に言えることだと思います。

・すぐに実践できるカリキュラム構成
マタニティーヨガの講座は全3日ですが、
最終日には実際に1人ずつ60分間のレッスンのシークエンスを作り、
みんなで発表をし合います。
終わった 後には必ずフィードバックの時間があるので、
自分のレッスンを客観視することもでき、実際のレッスンで 活かすことができます。
これができるのは少人数ならではです。
安心して、実際のレッスンを迎え られるのもSHRI YOGA SCHOOLの良いところです。

最後に、
この講座を通して、女性の身体について”知る”ということの大切さを改めて感じました。
個人的には男性にも知ってほしい内容なので、
ぜひ興味がある方は受けていただきたいです。
妊娠時にマタニティーヨガをすることで、
心身共にリフレッシュでき、安心して出産に臨めるきっかけになると感じました。

体力強化はもちろんですが、心の安定を図る要素も大きいです。
一人一人に寄り添っていけるように今後も活動を続けていきたいです。

 

SHRI YOGA SCHOOL 卒業生

satomi

2022年2月SHRIYOGASCHOOLでryt200を修了。
フリーインストラクター
ヨガワークス主催カフェヨガ立川店などで講師を務める。

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