新宿のヨガ資格専門スクールSHRI YOGA SCHOOLの講師・広報担当
フリーランスのヨガ講師の植田マミです。
この記事では”良い姿勢とは?”についてお話ししていきます。
そもそも、「姿勢の良し悪しは何で判断しますか?」
姿勢がいいってどういうこと?
ヨガのポーズの基準は?
なんとなく、ヨガを練習しているあなたにもわかる”姿勢を良くするコツ”をお伝えします。

◎”背筋を伸ばす”とは?

背骨はまっすぐではないことをご存知ですか?

首から骨盤まで連なる24椎の背骨はS字の湾曲を描いています。

頸椎7椎、胸椎12椎、腰5椎(その下に仙骨と尾骨がある)からなります。首は前弯、胸は後弯、腰は前弯しています。

特に生徒さんに話すとびっくりされるのが”胸椎って丸みがある”ということ。

これは”猫背”とは違い、肩が前に入っているのではありません。

肩は横に開いている状態で、胸の後ろの背骨に丸みがあるのです。

猫背や巻き肩を避けたい一心から、胸を前に迫り出してる姿勢の方も多いんですが、

その影響で腰が代償を受けている場合もあります。このS字のニュートラルな状態が”背筋を伸ばす”なんです。

 

◎どこから整える?

姿勢を整えるには”基底面から”ととのえます。
つまり、床に接しているところ。立っていたら、足の裏。座っていたら骨盤です。
土台が崩れていると、うまく骨は積み重ならず、偏った筋肉でカバーすることになり、
それが体の捩れとなり、そのまま負荷がかかることで、痛みが生じます。
例えば足の裏ならば第二中足骨(人差し指の骨)が平行になるように立ち、
重心は親指の付け根と小指の付け根、かかとの内側と外側に25%ずつ体重を乗せます。


座った時は坐骨(骨盤の底にあるゴリゴリと座面に当たる骨)が座面と触れるようにし、
左右の腰骨と恥骨で結んだ三角形は、前の壁に対して平行、床とは垂直。
骨盤は約10度前に倒れているのが正しいポジションです。
この土台が崩れている方がほとんどです。
日本人の多くは骨盤が後傾しています。つま先は内外に偏っている人が多く、足の指が開かない。
下半身のねじれが起きている人が非常に多くいらっしゃいます。
まずは、
足の指や裏をほぐしたり、お尻周りをリリースすることから始めてみるといいでしょう。

◎胸椎を動かす


腰に気だるさを感じる時、腰をひねったりすることがあると思うのですが、
あまり芳しくありません。
少し数値的なお話をすると、
脊柱を捻る可動域は頸椎50度、胸椎35度、腰椎5度と異なっているんですね。
腰は捻りすぎると痛みの原因となるので、
肋骨に守られている胸椎を動かしていくのが大切です。
胸椎が動くようになると腰の負担がなくなり、腰痛改善の可能性もあります。
例えば、キャットアンドカウというヨガのポーズがありますが、胸の裏(肩甲骨の下あたり)を動かす意識で動かしていくと、胸椎が動くようになりやすいです。
胸椎の可動性が増えると、姿勢が安定します。

◎姿勢がいいと何がいい?

もちろん見た目もそうなんですが、何より自分が快適です。
背骨が整っていると、自律神経が安定します。体の内側の不調(不眠や便秘など)が置きづらくなるんです。
そして体の外側の痛みが起きづらくなるんです。
”予防医学”につながりますよね。日本では症状が出てから、お医者さんにかかり、対処療法を行うのが主流ですが、東洋の医学では病気を防ぐことが医療です。ヨガもそうですが”整う”を積み重ねて、快適な時間を長くしていきたいですね。

SHRI YOGA SCHOOLでは姿勢の良し悪しを明確な体の部位を指標とし、判断できるようになる学びを行っています。
”心地よさ”を感覚値だけでなく、明確に理解をし、それを指標にヨガのポーズを深めることができます

だからこそ”怪我をさせない指導”を身につけることができます。
ヨガを明瞭に理解したい方、ぜひ一度説明会にお越しください^^

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SHRI YOGA SCHOOLは指導力の高い、即戦力の講師の育成を少人数・対面制の講座でサポートしています。

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私自身も現在こちらで全米ヨガ資格RYT200の講師をさせていただいております。

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SHRI YOGA SCHOOL 講師・広報・フリーランスヨガ講師
植田マミ
ヨガイベント主催、ヨガスクールPR、指導はオンラインヨガをメインにフリーランスヨガ講師として活動しています。
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