新宿のヨガ資格専門スクールSHRI YOGA SCHOOLの広報スタッフ・
フリーランスのヨガ講師の植田マミです。
梅雨明けを迎えて猛暑日が続いているこの時期におすすめの
アーユルヴェーダ式セルフケアを紹介していきます。
アーユルヴェーダはヨガと同じ聖典に在るインドの古典医学。
5000年の歴史があり、
対処療法とは違い、
自分の体質を知り、解毒を繰り返し、病気を未然に防ぎます。
生命の本質を取り扱う智慧とも言えます。
目を冷やそう!暑い時期こそ目が疲れやすい
目はアーユルヴェーダでいうと「火」の性質が司る部位。
太陽をたくさん浴びる、気温が高い、ブルーライトを浴びることで
炎症が起きやすい場所です。
ケアは簡単。「冷やす」です。
・冷水やローズウォーターに浸したコットンで目を覆い、パックする。
・瞼にギー(すましバター)を塗る。
・手のひらで目を覆い、窪みを作っておく。その中で瞬きをして呼吸をする。
蒸気のアイマスクなどで疲れが取れない場合には、
熱がこもってしまってるかもしれません。
「冷やす」ことを意識し、ゆっくり目を休息させてくださいね。
アーユルヴェーダ性質からみる体の部位
大きく分けるとドーシャ(性質)は3種類。
風・火・水です。
※カッコ内のものは五大元素です。
個によって元々持ち合わせている性質が違い(骨格や脈などで判断)、
環境や季節、年齢によっても移り変わります。
3つの性質のバランスが均等が保たれると私たちは
健康であると言えます。
例えば、季節によるドーシャ(性質)の変化はこんな感じ。
ちょっとわかりづらいかもしれないので、
例を出してお話しします。
春は花粉症になる方が多く、鼻水や痰がよく出ます。
水の性質が高まりやすい影響です。
日本の梅雨や夏は最近異質です。
雨が降ったり、異常な暑さ、台風も来ますから、風・水・火全ての性質が高まります。
秋、冬は寒くて乾燥します。つまり風のエネルギーが高まります。
そしてその性質が司る体の部位はこんな感じ。
・風(ヴァータ)の性質が司る部位
腸や骨の隙間・皮膚・大腿部・生殖器
・火(ピッタ)の性質が司る部位
目・腸・胃・皮膚・血液・リンパ
・水(カファ)の性質が司る部位
胸・肺・鼻・喉・膵臓・関節・脂肪
要は季節や環境によって各性質が過剰になることで、
上記部位に炎症や症状が出やすいということです。
セルフケアをした方がいい場所とも言えますね!
猛暑の日はココナッツオイルを
身体をクールダウンする効果があるのがココナッツオイル。
シャンプー前に頭皮をマッサージすると、頭の火照りが取れて、冷静になります。
白髪や抜け毛にも効果的です。
また耳と足の裏にも塗ってから入浴すると身体の火照りも取れやすいです。
肌のダメージの緩和、抗菌効果があるので皮膚炎にも効果的です。
ココナッツオイルは寒いと固まる性質があります。
固まっているときは使わず、セサミオイルがおすすめ。
わたしはインドに行ったとき全身をココナッツオイルで保湿しています◎
暑い国で大活躍しているオイルなので、日本でもこの暑い夏にはきっと重宝するはず!
ナチュラルなものでセルフケア。
少しづつ取り入れていくと、気づくと体調が変わっているのでびっくりします^^
ご興味のある方はぜひ生活に取り入れてみてくださいね!
