「身体が硬くてもヨガインストラクターになれますか?」

ヨガ資格取得スクールのスタッフをしているとこちらの質問をよくいただくのですが、

ズバリ!お答えしていきましょう!!

 
 

◎身体が硬くてもヨガインストラクターになれる

なぜなら?そもそも「本来のヨガ=体が柔らかくなることを目的としていない」からです。

長年ヨガのアーサナ(ポーズ)の練習をしていれば、結果として身体が柔らかくなることがあります。

現代ヨガでは、股関節をベースに動く立位のアーサナがクラスに多く出てきます。

人間の一番大きな関節は股関節です。

股関節周辺の筋力がついて柔軟性が向上すれば、自然と身体の緩みを実感することができるでしょう。

それは結果論のお話です。

 

ヨガの目的は、ヨーガスートラ(ヨガの哲学書)によると「心の作用を止滅させること」です。

その他にも、サンスクリット語の”ユジュ=繋ぎ止める”という語源由来で「心と身体を繋ぐこと」という説もあります。

ひとえにいえるのは、ヨガが精神面のアプローチを目的とした運動であるということです。

ヨガを勉強すればするほど身体の柔軟性に焦点がないということが理解できると思います。

身体の正しい使い方さえ理解すれば、ヨガのインストラクターになることができます!

 

◎むしろ需要がある「身体が硬いヨガインストラクター」

 

身体の柔軟性がない人の多くはヨガやストレッチをして「痛い」と思った経験があります。

ヨガでは「痛い」と思う経験は好ましくありません。

なぜなら怪我を招いてしまう可能性があるからです。

怪我=心の不安定につながります。

痛いところを経験したことがあり、それに対して対処法=軽減法を伝えることができるのが

「身体が硬いインストラクター」です。

特にヨガ初心者にヨガを伝えるときに需要があります。

ご自身の経験がとっても指導に役立つのです。

私自身、大人になってからヨガをはじめました。

元々は運動部で晩年ベンチ。身体も硬くて柔軟体操の時間は苦行でしたし、

体育のマット運動はできた思い出が1つもありません。汗笑

今現在、丸9年ヨガの練習をしています。

すると、昨年、毎日開脚をせずとも勝手に開脚ができるようになりました。

逆立ち(ヘッドスタンド)の質も年々増しています。

こちらも毎日練習していません。

基礎的なヨガのアーサナ(例えば、キャットアンドカウや太陽礼拝など)の繰り返しを

少しずつ積み重ねてきました。

その積み重ねの部分で気づいたことや感じたことをシェアすることで生徒さんの身体が緩んでくるのです。

だからこそ、もともとの柔軟性なんて講師の出来不出来に無関係です!!

 

◎ヨガの練習で身体は柔らかくなる?

ここまで読んでいただいた方はすでに予想がついていると思います。

答えはYESです。

ヨガで身体が柔らかくなるポイントは”筋力がつく”ことです。

なので、柔軟体操のイメージであるようなぎゅうぎゅう押すなどの無理なストレッチ要素はありません。

筋肉の作用には「主働筋」と言って動かす方向に向かって縮む筋肉と、

ペアになって動き、緩ませる「拮抗筋」があります。

「相反性神経支配」というメカニズムです。

”1つの筋肉を緩めるには、拮抗する筋肉を収縮させる強さ=筋力が必要”です!

無理やり押すなどの呼吸を無視した過度なストレッチは筋肉がこわばってしまい、

逆効果です。

ヨガでは呼吸を利用しながら個々の「痛くない」ところまでアーサナを深め、

キープをしていくことで筋力が増強します。

 

軽減法やアドバンスのバリエーションが多いのは「ヨガをする人自身が最適なアーサナを見つけることができる」ためです。

 

◎即戦力となるヨガの学び

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植田マミ
ヨガイベント主催、ヨガスクールPR、指導はオンラインヨガをメインにフリーランスヨガ講師として活動しています。